絵本作家。1940年、埼玉県に生まれ。 日本大学芸術学部美術科卒業。 1973年ニューヨークで『ELEPHANT BUTTONS』(Harper&Row社)出版。 日本版は1975年、『ぞうのボタン』(冨山房)で出版。 夫である、なかえよしをとの作品『ねずみくんのチョッキ』などで、多くの賞を受賞。
ねずみくんのチョッキシリーズは、ほのぼのとしていて、幸せな気持ちになります。 全体的に余白が大きくとる構図、 表紙のとおり緑の枠のまま構成されていて、シンプル。 シンプルだからこそ、動物の表情だったり、体の大きさが良く分かり、 余白がこの物語のスパイスになっている。 『ちょっと着せてよ』『少しきついが似合うかな?』が合言葉のように、繰り返される。 ねずみくんが赤いチョッキをお母さんに編んでもらった。 とてもピッタリで、似合っている。 ねずみくんもチョッキを着て、自慢げに他の動物たちにチョッキを貸す。 ちょっときつそうにしている動物たちの表情が子どもに大うけです。 次から次へと、ねずみくんは自分…
戦争をテーマにした誰も幸せにならない救いようが無い絵本です。 体の弱いお父さんが戦争に行かなければならなくなり、ちいちゃんは母とお兄ちゃんと生活しています。 病弱なお父さんから教えてもらった「かげおくり」をしてお兄ちゃんとちいちゃんは楽しく遊んでいましたが町の空に爆弾を積んだ飛行機が飛んでくるようになります… 母は、空襲で逃げる際に足を怪我した兄を背負ってちいちゃんと逃げますが、ちいちゃんとはぐれてしまいます。(おそらくここで母と兄は死亡) その後は一人ぼっちで「ほしいい」を少しずつ食べながら頑張って生きようとするも、最後にはうずくまったポーズのままひっそりちいちゃんは死んでしまいます。 読ん…
上野紀子 さん絵本作家、画家。 1940年(昭和15年)9月29日、生まれ。2019年(平成31年)2月28日、死去。 訃報 「ねずみくんのチョッキ」絵本作家 上野紀子さん死去、78歳 - 毎日新聞 https://www.jiji.com/jc/article?k=2019031401182&g=obt 上野紀子さんが死去 絵本画家 :日本経済新聞 蝶花楼馬楽 さん落語家。 2019年(平成31年)3月13日、死去。 訃報 https://www.jiji.com/jc/article?k=2019031401292&g=obt 落語家の蝶花楼馬楽さん死去 71歳 - 毎日新聞