ねずみくんのチョッキシリーズは、ほのぼのとしていて、幸せな気持ちになります。 全体的に余白が大きくとる構図、 表紙のとおり緑の枠のまま構成されていて、シンプル。 シンプルだからこそ、動物の表情だったり、体の大きさが良く分かり、 余白がこの物語のスパイスになっている。 『ちょっと着せてよ』『少しきついが似合うかな?』が合言葉のように、繰り返される。 ねずみくんが赤いチョッキをお母さんに編んでもらった。 とてもピッタリで、似合っている。 ねずみくんもチョッキを着て、自慢げに他の動物たちにチョッキを貸す。 ちょっときつそうにしている動物たちの表情が子どもに大うけです。 次から次へと、ねずみくんは自分…