とっても読みごたえのある作品だった。 次を読みたくなる気持ちが、どんどん加速していった。6冊もあるのにあっという間だった。面白かった。 第Ⅰ部 事件 上巻・下巻 感想 同級生の転落死から中学生の生活に少しずつ変化が出てくる。思春期の多感な時期の生徒たちが、友人の死に疑惑を持ちつつ、全体像はまだまだ見えず、少しずつ何かに巻き込まれていくドキドキ感があった。まだ内容を理解している段階で上巻が終わった。 次々と事件が起きるが、まだ点と点でわからない段階。そして、自分たちが知りたいことがわからないまま、大人たちが隠してしまう。多感な時期の中学生たちが、悶々とした気持ちを自分たちでどうにかしたいと考え始…