【中国新聞記事】2024年2月15日 不登校対策や公立高の入試刷新、「深い学びの実践へ一歩」【「改革」の功罪、平川教育長の6年】㊤ 教育長が3月末の任期満了で広島県教委の平川理恵教育長が退任する。2018年4月に初の民間出身者として就任し2期6年。「学びの変革」と呼ぶ教育改革に取り組み、教育現場を大きく変えた。 一方、トップダウンの改革手法は職員が異を唱えにくい組織風土をつくり、自身と親交のあるNPO法人と県教委の契約が法令違反と指摘される問題も起きた。県教育にもたらした平川氏の功罪を振り返り、今後の課題をみる。 海田西中(海田町)の校舎内にある「スペシャルサポートルーム(SSR)」。ソファや…