2008年2月8日の読売新聞によるとトルコでは1980年代以降、公的施設でスカーフ着用が禁止されてきましたが大学でイスラム教徒の女子学生がスカーフを被ってしても良いという憲法改正案が、イスラム系与党の公正発展党から提出され、賛成多数で可決したと報じられました。 2月10日の読売新聞によるとこれに対して共和人民党はトルコ共和国建国以来の世俗主義に反し、イスラム主義拡大の一歩として、憲法裁判所に申し立てると表明しました。また、世俗主義を擁護する女性団体や労働組合10万人を超える市民が国旗を手に容認反対を訴えたと報じられました。 たかがスカーフを被るか被らないかでこんなに大騒ぎするほど問題なのかと日…