中世の町プロヴァンに行く。この街は、ぼくが訪問した後、めでたく世界文化遺産の指定を受けていた。しかし当時は、あの著名な「地球の歩き方」にも記述は無く、行くまでどんな所かよくわからず。まずオフィスドツーリズムでカラー地図をもらう。さすが中世の町と称するだけあって、城壁や塔などがそろっている。「セザールの塔」に登る。外にフランスの麦畑が遠くまで広がる。聖堂を見学する。一通り見終わり外にみんなそろったが、一人だけ出てこない。中に戻り探すと、マリア像の前でひざまずき、必死になって悔い改めていた、というのはウソ。単に中がひんやりして、気持ちよかったんだ、とのこと。確かにこの日は暑い日だった。シャツ1枚に…