ソウル・フラワー・ユニオンのボーカル、ギター、三線。 1966年、兵庫県西宮市生まれ。 伊丹英子とともにバンドの音楽的、精神的支柱。 政治的な発言を積極的に行っており、非戦を訴えるなどといった反帝国主義的な主張をしている。
ニューエスト・モデル、ソウル・フラワー・ユニオン、ソウル・フラワー・モノノケ・サミット、ソウル・シャリスト・エスケイプ、ヤポネシアン・ボールズ・ファウンデーション、ボ・ガンボス、登川誠仁
中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)が、吉田豪との対談の中で「ザ・ストリート・スライダーズは1970年代のNasty Musicの頃のスタイルをほぼ完コピして完成されていて凄いと思った。ただ歌詞はダサいと思った」と述べているが(下の動画の1:09:03以降の部分)異論がある。 youtu.be ダサいかダサくないかは主観の問題なので、どちらが正しいということはない。 自分はスライダーズの歌詞がダサいと思ったことはない。あの<Nasty Music>のスタイルに完全にハマった最高のフレーズで満たされていて、まったく外したところのない完成された歌詞だと思っている。ハリーの作詞家としての才能にも感心…
ニューエスト・モデル(1985年結成)のこの曲を初めて聴いたのは、小学校の講師をしていた頃だった。これは彼らのサードアルバム「SOUL SURVIVOR」(1989)(ジャケ買いだった)の2曲目に収録されている。ロック・ミュージックでは確実に使われないであろう「こたつ」と思い切り政治的な「紛争」がくっついたタイトルを見て「変なタイトルだな」と思った僕は、一聴してびっくりした。「今の俺じゃん!」と。もう歌詞を引用しちゃうね ♪君にしがらみ こびりついてる 上下左右 振り回されて ♪居場所を誰が決めるのか ♪君のくすぶり発火しないよ 遠い国へ夢はデカイよ ♪始まることがない不思議 (なにもしないね…
日本が世界に誇る(と僕が勝手に思っている)バンド、ソウルフラワー・ユニオンは、1993年に結成された。前身バンドはニューエスト・モデルとメスカリン・ドライブである。この2つのバンドが合体してソウルフラワー・ユニオンになった。メスカリン・ドライブは女性ロックグループで内海洋子の迫力満点の英語ヴォーカルが売りだった。リーダーというか思想的な中心はギターの伊丹英子だった(多分その頃から中川敬と付き合っていた)。ニューエスト・モデルはモッズやパンクサウンドから始まり、ニューオーリンズ音楽やファンク・ミュージックなどさまざまな音楽を取り込み幅を広げていったバンドである(当時の文系男子はみんな聴いていたん…