藩政時代の盛岡城下では、毎日どこかしらの町で市 (いち) が開かれていたそうです。全く開かれない日が珍しかったほど。 昭和の時代まで使われていた旧町名には、六日町、八日町、十三日町と市日に由来するものがありました。 時代とともに、すべての市が廃れてしまったそうです。 そんな中、昭和40年代に始まった市があります。 前回の記事でも取り上げた材木町 (ざいもくちょう) です。 cgon.hatenablog.com 4月から11月の毎週土曜日、メインストリート (約430m) を歩行者天国にして、「よ市」という盛大な市 (いち) が開かれます。 「よ市」の "よ" には、多種にわたる (萬) 余る…