JR長尾駅直ぐ近くの「菅原神社」。 名称のごとく菅原道真を祀った天神さんですが、この辺りは初代大坂東町奉行・久貝正俊が徳川家康より采地された当時戸数疎らな船橋川の上流名・八田川沿いの荒れ地だったそうで、久貝正俊の子・正世が長岡天神の分霊を勧進したと由緒に有りますが、元々川沿いで治水神 貴船神社の高龗・闇龗をお祀りしたお社が存在していたと思われ、今でも境内に水神宮がお祀りされています。 日本の信仰の起こりは、自然災害や霊などの祟りを恐れ封じる事が具象化した宗教体系で、本来人などが立ち入ることを嫌う傾向が有り人里離れた地に存在しますが、江戸時代以降平和な時代が続き人々の思いが次第に御利益信仰に代わ…