【タイ】南部スターターニー県のドーンサック港からサムイ島・パンガン島へのフェリーを運航する「ラージャー・フェリーポート」が12月9日、電気自動車(EV)航走を見合わせると発表した。乗客はEV運転での乗船ができなくなる。 EV航走の見合わせは、バッテリーが船内で高温となって発火する危険があることを理由としている。対象はBEVのみ。同社のホームページには、11月18日からの措置と記述されている。同様の航路でフェリーを運航する「シートラン」はEV航走を継続しているが、ドライバーは乗船の際に専用フォームへの記入が求められる。また、フェリー乗組員が航行中の見回りを強化しているという。 ラージャー・フェリ…