夫婦の脚本家、木皿泉の、対談エッセイ。木皿作品で何が好きかっていうとやっぱり、「自分はこれでいいんや!!」と、迷っていても、自分を肯定させてくれるところ。それはやっぱりドラマを作っている木皿さん自身が、世間の目や価値観よりも、自分の信じてるものを信じてるからじゃないかな、と思う。学生の時も、OLの時も、売れてない時も、売れてからも。売れてない時に、自分を信じるって大変やけどな。対談のお気に入りの部分、抜粋する。創作に関することばっかりやけど。夫「余分なものは必要ですよね。」妻「我々のドラマは、ほかの人のと比べると、余分なものが多いっていわれる。でも、自分たちは全部必要だと思って描いてるんですけ…