「朝飯前」とは、朝起きて普通にはまだ寝ぼけ眼で容易に仕事などが出来ない状態の時、てきぱきと事を為す。そういった感じの時に使う言葉だと思う。例えば「彼にとってはその程度の数学の問題を解くのは朝飯前」といったような用例が考えられる。 しかし「朝飯前」と「朝飯の前」とでは、「の」が入っただけで意味は違う。例えば「富士山」と「富士の山」、「京都」と「京の都」など意味に違いはない。しかし「風流」と「風の流」、「金玉(きんたま)」と「金の玉」は大違いである。従って、「朝飯前」と「朝飯の前」は違うのである。私の場合文字通り「朝飯の前」である。今朝起きてからの事を振り返って見よう。 一昨日滋賀県の彦根から、妻…