東京都と神奈川県の境界となっている多摩川、流れをはさんで両側に丘陵・台地があります。東京都側は武蔵野台地、神奈川県側は多摩丘陵、東京湾に近いところでは下末吉台地などとも呼ばれます。 台地丘陵と川が削った低地の境目には崖地ができ、それが連なって東京都側の『国分寺崖線』の名称はわりと知られていますが、神奈川県側は『?』〈そもそも名前が存在するのかというレベル〉ですね。以前、国分寺崖線はほぼ全線歩きました。今回は神奈川県側の『?』な低地と台地の境界、崖に沿って、正確には崖下をずっと、歩いてみました。範囲は多摩川に面した川崎市内となります。 スタートは東急線などが通る日吉でこちらは台地上、まず慶応義塾…