[英] Modern Transportation Museum
交通科学博物館は、大阪市のJR大阪環状線弁天町駅高架下にかつてあった、鉄道を中心とする交通に関する博物館。西日本旅客鉄道(JR西日本)が所有し、公益財団法人交通文化振興財団が運営していた。
旧日本国有鉄道(国鉄)大阪環状線の開通記念事業として、1962年1月に「交通科学館」の名称で開館。1987年の国鉄分割民営化に伴ってJR西日本に継承され、1990年に名称を「交通科学博物館」に変更した。
2014年4月に閉館、52年間の歴史で、累計1181万3433人が来館した。
1962年1月21日、交通科学館開館。
1987年4月1日、日本国有鉄道の分割民営化に伴い、JR西日本の所有施設となり、交通文化振興財団に運営を委託。
1990年7月20日、交通科学博物館に改称。
1993年、屋内展示室の全面改装。
2002年、京都駅2代目駅舎のホーム上屋を復元、活用し、明治、大正期の駅の雰囲気を再現する屋外展示場「プラットホーム・プラザ」を設置。
2000年7月、イギリス・ヨーク・イギリス国立鉄道博物館との姉妹提携を締結。
2002年7月、屋外展示場「プラットホーム・プラザ」を建設。
2008年3月18日、ICOCA電子マネーを導入しICOCAで入館可能になる。
2014年4月6日、閉館。同日はJR発足以降最多となる、10,043人が来館した。展示車両や資料の一部は2016年春開業予定の京都鉄道博物館に移設される予定。