百人一首第99番目の歌の作者は後鳥羽院ごとばいんです。 芸道、特に和歌を愛した人でしたが、政治にも積極的に関わりました。 今回は後鳥羽院について紹介します。 後鳥羽院とは 生年1180年、没年1239年。 第82代天皇。 父は高倉天皇、祖父は後白河天皇で、平家と共に壇ノ浦で果てた安徳天皇の異母弟にあたります。 和歌をとても愛し、歌人藤原定家を高く評価していました。 勅撰の「新古今和歌集」の選者に藤原定家を当て、自らもその編纂に積極的に関与しました。 「新古今和歌集」の改訂は隠岐島に流された後も続けたようです。 新版 古今和歌集 現代語訳付き (角川ソフィア文庫) 作者:高田 祐彦 KADOKA…