はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と九十九 「ニホンコスイヨジジュクゴタイショウ ハッピョウ!」② あの日、Aくんと私は、かなりの時間を費やしてワイワイと、「狡(コス)いの中の狡い」四字熟語をアレコレと考えに考え抜いて、呑みに呑んで呑みまくったのである。 「で、その栄えある大賞に輝いたのはナンだっけ」 さすがに、ソコまでは思い出せないようだ。 「ナンだったと思います?」 「お~、オキテ破りの質問返しか」 「もちろん、政治関連モノです」 「政治関連モノ、ね~。政治関連のアレやらコレやらのほとんどが、狡い四字熟語大賞候補みたいなもんだからな~」 「では、発表します。ダダダダダダダダダ~、第3位!…