人文地理学会の機関誌。1949年創刊。「じんち」「じんちり」と略すこともある。
⇔ 自然地理学
人文地理学は地理学の一分野。
こんにちは！Celestoriaです。 今回は「戦地にならなかった戦勝国、日本」がその後どうなったのか？をお届けします。「戦勝国日本は豊かになったけど、国民は？」とそんな視点も加えて、当時の日本を見つめ直してみたいと思います。この問いは、今の時代にもどこか通じるものがあるかもしれません。 また、Celestoriaでは教科書的にはスルーされがちな「歴史のエアポケット」にも注目しています。「現代では見落とされてしまっている事実」に光を当てて行こうということで、お伝えしたいエアポケットを「🕰️ Celestoriaのタイムポケット」としました。 🕰️ Celestoriaのタイムポケット 日本が英…
「人文地理学の新しい方法論を身につけて、広汎な研究対象に足を踏み入れると、見るもの聴くものまるで宝の山にでも入ったようなもの。資料の実態を見極めるだけでも大変な仕事であるが、資料を分類整理しているうちに、既成概念や常識論を打ち破るような思いがけない事実に遭遇したときほど、フィールドワークの重要性を知ることはない。」 この印象深い一節は、人文地理学の第一人者であり、“トイレ博士”としても知られる西岡秀雄先生による研究紹介の言葉です。民芸や地域文化を実地に調査しながら、学問と日々の暮らしをつなげてこられた西岡先生は、「気候700年周期説」などユニークな視点でも知られ、大学退官後には、私の地元・大田…
こんにちは！ Celestoriaです。今回から「歴史のエアポケット」シリーズです。 「今回ノ大戦争ハ天与ノ好機ニシテ、之ヲ活用セザルハ国家ノ罪悪ナリ」これは第一次世界大戦参時の大隈重信（当時の首相）の談話です。 私は、歴史、特に日本史は好きでしたが、「坂の上の雲」に描かれた日露戦争の後の時代については「世界恐慌を経て軍部が台頭、日本が世界で孤立し第2次世界大戦へ…」というざっくりとしたイメージでした。この談話の言葉を見つけた時、バリバリの「前のめり」感に驚きました。サラエボでの皇太子暗殺がキッカケということは覚えているけど、その後の展開を自分の言葉で語れなかった第一次世界大戦とそれ以降の近代…
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