先週「AIモデルのCM」が登場したことを紹介したが、IT業界にいる者にとっては、生成AIのプログラミング能力の方が気になる。生成AIが(使い方によっては)高度なプログラムを、非常に短い時間で書き上げることができるからだ。日本のIT産業、特にSIerと呼ばれる業種では、未だに「人月商売」をしているのだが、その対価基準が根本から揺らぐ事態に直面(*1)している。 今回、日本を代表するSIerである企業が、生成AIを活用して開発効率を30倍に上げたとの記事があった。 富士通、生成AIで開発効率30倍 1カ月の作業を1日で - 日本経済新聞 (nikkei.com) 内容は、プログラミングをする生成A…