稲盛和夫さんの著書「生き方」(サンマーク出版 2004年)を拝読しました。著者は、一生懸命がんばったら、神様から手を差し伸べてもらえるとおっしゃいます。自分の能力を上回るアイデアだから、自分で創造したのではなく、神様に教えてもらったのだと思っておられると、僕は解釈しました。 ところで、京セラ創業当時、著者は「できます」と勇気を奮って断言してきたそうです。大手メーカーが「難しい」と断った仕事を、「できます」と断言し受注しました。それは、当時の京セラの技術水準を大きく上回る仕事を引き受けていたことになります。「できます」と引き受けた時点では、嘘をついたことになります。 しかし、必死の思いでやり続け…