ピアニストを目指す17歳のJULIAは1989年ベルリンの壁が崩壊するニュースを見て寄宿舎を抜け出してベルリンに行こうとする。 パスポートを寄宿舎に忘れてバスに乗り遅れたJULIAとベルリンの壁まで行ったJULIA、その後本屋でちょっとのことで運命的な出会いがあったJULIAとなかったJULIA、コインの裏表でバイクの運転を決めたJULIA.,些細なことで人生が異なった4人のJULIAを描いている。 JULIAに出てくる4つの人生の分かれ目は本人が選んだのではなく、偶然が運命を変えている。 違う4つの人生に出てくる父と母は常にJULIAに優しい。そしてJULIAはいずれの人生も挫折し苦悩し幸せ…