はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」 こんにちは。 もうすぐ、愛犬の命日です。 外国で死んでしまいました。 避けられなかったあの日を思うと、今でもとても辛いです。 「記憶に残っているあの日」。 入院することになって「じゃあいくね」と言って離れてから振り返ったとき、立ち上がる力なんてなかったのに、すっくと立ちあがってじっとこちらを見ていました。 お別れするみたいに。 帰国して動物霊園に納骨したのですが、それが水木先生にゆかりのあるお寺です。 お寺に収めてから、しばらくして図書館でこの「人生をいじくり回してはいけない」を借りました。それまでも、たまに水木先生のご著書に触れることは…