『人間は生き、人間は堕ちる。そのこと以外に人間を救う便利な近道はない。(坂口安吾)』 よちよち歩きをしている小さな子には、周囲の注目が集まります。 コケないか? ケガをしないか? など、ハラハラドキドキ、いくつもの目が監視をします。 行動範囲が狭いうちは、監視もできますし、機嫌を取るのも比較的容易な部分もあります。 でも、人間は成長する生き物、イヤイヤ期(自立期)が到来します。この時には、接する人の力量が試されます。 それらを経て、一人歩きをして、保護者の監視が届かない行動をとるようになります。 保護者がヤキモキしても、守ってやることができない範囲が出てきます。 対人関係でも、助けてあげたいと…