漢詩作りで基本ルールは「平声」(平らな音)の同じグループで踏む、 ですが、仄声で韻を踏む「仄韻詩」もあるようで。 中国のサイトでの説明を見ると… 千篇 漢語詞典より zèyùnshī仄韵诗仄声で韻を踏む旧体詩。 古体詩では平仄どちらでも韻を踏み、仄韻詩が比較的多い。 近体詩では仄韻を使う人は少ない。 ※近体詩とは、南斉に始まり、唐代で成熟した一句の字数や一首の句数,韻の踏み方など、形式面において厳格な規則が定められている詩のこと。 仄声で押韻している「仄韻詩」の有名な作品と言えば… 「春曉」孟浩然 春眠不覺曉 春眠 暁を覚おぼえず 處處聞啼鳥 処処 啼鳥を聞きく 夜來風雨聲 夜来 風雨の声 花…