うつ病で精神科に通いながら、随分本を読みました。振り返ってみると、人生で本を読むいい機会になったのかもしれません。 休職しているときには、何とか回復へのきっかけがほしくて、難しくても哲学や宗教の本を読んだりもしました。 様々な本を読んでみましたが、最も惹かれたのは仏教の考え方です。 何かを信心したいということではなく、「釈迦って、どんなことを言ったんだろう」という興味から勉強するようになりました。 アルボムッレ・スマナサーラ長老(スリランカ上座仏教の長老だそうです)の本をよく読みました。お釈迦様の教えがわかりやすく書かれています。 「怒らないこと」という本は、現状に不満を抱えていた私を相当楽に…