孫子と言えば、世界史に疎い私でも聞いたことがある。 ただ私は、孫子というのが人名だと思っていたけれど、どうやらそうではないらしい。 孫武という中国の軍事思想家の兵法書が孫子なんだとさ。 世間一般の常識、ということであれば非常に恥ずかしい笑 さて、そんな孫子の兵法を仕事に活かそう!と考えた齋藤氏による本著。 確かに、戦争・戦闘に勝つ、ということと、仕事において競争先に勝つ、ということは似通っている。 そのため、勝利の方程式を説いた孫子の兵法と、仕事における心がけが似通っているというのも道理である。 孫子は、とにかく情報を重要視している。 「彼を知り己を知らば、百戦して殆からず」とは、彼の代表的な…