今日、雨が降る中、住宅街の細い道を歩いていると、前方に高所作業車が道を半分塞いだ形で停まっていて、その横に交通誘導員のおじさんが所在なげに立っていた。 そして、その作業現場付近にさしかかった時、交通誘導員のおじさんは「待ってました」と言わんばかりに大げさに赤色灯を振って、僕を誘導し始めた。 雨が降っている上に、閑静な住宅街もあって、車の往来や人の往来は全くなかった。 なので、極端な話、おじさんがいなくても、問題なく通れるし、誘導されるほどのシチュエーションではない。 しかし、おじさんとしてはこの機会を逃してはいけないという気持ちが先走ってしまっているのか、「俺が誘導しないと危険で通れないぞ」と…