TEACCHは時間と手順と場所の構造化によって成立するのだけれど、場所の構造化の手段である段ボールや衝立で仕切ることがどうしても目立ってしまいます。ただ仕切ることに効果があるのか、子どもの特性から考えて、必要の有無を考えてから作ることをお勧めします。人を動かすための環境設定の本として、「仕掛学」が面白かった。p87の「仕掛けの原理」は汎用性が高く、家でも職場でも有効だと思いました。この観点で、知的障害のある人に分かりやすい環境を考えるとよいと思います。 仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方 作者:松村 真宏 発売日: 2016/09/23 メディア: Kindle版