小論文テーマ No25 多数決に於ける同調圧力、わかりますか ver2(2022年慶応義塾大学経済学部 小論文問題より) 3割程度の「確信者」の意見が多数決で大意になっているという課題文でした。自由な意見が述べられるSNSにも関わらず、こちらも3割程度の「確信者」の意見に同意することになる。自由な個人が同調圧力の中で不自由であるという、民主主義社会のパラドックスです。 さて、一般入試も近づいてきましたので、本文の解説はここまで。B問題を取り上げます。次のような問題でした(課題文は前回の内容を参照してください)。読者のみなさま、お読みください。 B.課題文を踏まえた上で、課題文Ⅱにおける「学問へ…