2024年12月5日 東京都交響楽団 東京文化会館指揮 ロバート・トレヴィーノ伊東裕(チェロ)ハイドン チェロ協奏曲第1番ショスタコーヴィチ 交響曲第8番 大野和士の緊急降板による代役で都響の指揮台に立ったR・トレヴィーノ。彼の指揮による演奏を初めて聴いたのは、昨年5月、ライプツィヒで開催されたマーラー・フェスティバルだった。オケはバーミンガム市響で、曲は交響曲第10番(クック全曲版)だった。実はこの時も代役による出場だった。クックの10番なんて、普通の指揮者の通常レパートリーに入らないはずの難曲。「振ってくれ」と言われても、簡単に二つ返事というわけにはいかないだろう。それを代役で引き受けるな…