『怪の手形 吉田悠軌著 竹書房文庫¥650』異次元に足を踏み入れたような話「道に迷ってしまって」「小峰峠」、メリーさん系「イタズラ電話」「なにしてるの」、学校の怪談系「123のピエロ」「ダンディー先生」などなど、都市伝説が好きな人にはオススメな話が目立ってるかんじ。話に入り込めなかった「太子堂にて」。孫誕生で家族和気あいあいの中、おじいちゃんが一同の前で”今まで何度も人の死に立ち会ってきた”と雰囲気ぶち壊しの縁起でもない話をし始め、それで終わり。じいさんの昔語りで終わり?老害か?と残念でした。話に入り込めなかったパート2「地鎮祭」。作業計画の説明もないまま、いかにも怪しげな建設現場で、霊能者っ…