日本の郵便局問題を全て語ろうとしたら、何百ページ必要になるか分かりません。それこそ「ソ連の共産主義はなぜ失敗したのか」と似ている点が多いです。とはいえ、日本の郵便局問題の大きさは、ソ連共産党の問題の大きさの1万分の1か100万分の1くらいでしょう。 ええ、そうです。70年以上続いたソ連共産党問題と比べれば、日本の郵便局問題なんて、比較にならないほど微々たる問題なんです。それに気づいていないのは現代に生きる日本人だけです。 郵便局に限らず、日本の伏魔殿は、他にも山のようにあります。自民党、創価学会、連合(日本労働組合総連合会)、ゼネコン、裁判所、都道府県警察、東京大学、日本医師会、共産党、日教組…