イナバウアーも真っ青! きのうの相撲で、レスリングのような、そんな決まり手があったのか…と場内はあっけにとられた。 宇良と宝富士の一戦の決まり手は「伝え反り(つたえぞり)」と呼ばれる決まり手の一つで、あっと驚かされた。後ろ向きになり、まるで重量挙げのような大勢で宇良が宝富士を持ち上げて後ろで倒し、土をつけた。 「伝え反り」とは、相手の脇の下を潜り抜け、相手を後ろに反り倒す技で、2000年12月に追加された技の一つだという。 2000年に決まり手に制定されて以降、幕内では2度この決まり手が記録されており、2002年9月場所3日目で朝青龍が貴ノ浪に、2022年9月場所4日目で宇良が宝富士に、それぞ…