佐藤肇

TVシリーズ・リバイバル「ザ・ガードマン」恐怖とサスペンス篇コレクション(1) [DVD]宇津井健Amazonザ・ガードマン 恐怖とサスペンス篇セレクション2 [DVD]宇津井健Amazon■「風と火の呪い」は脚本：田口耕三、撮影：浅井宏彦、照明：柏木善次郎、美術：内田欣哉、監督：佐藤肇によるお馴染みの怪奇スリラー。いつも強風に煽られている不思議な館に住む老人が謎の不審火に悩まされるためガードマンを導入するが、遂に館の中に亡霊が出現して、老人を取り殺そうとする。館に住む若い妻と甥っ子の動きが明らかに怪しげだが・・・というお馴染みの怪談風犯罪スリラーだが、脚本がかなりよくできていて、ツイストがき…

あの頃映画 「吸血鬼ゴケミドロ」 [DVD]吉田輝雄Amazon吸血鬼ゴケミドロ1968 スコープサイズ 84分DVD 脚本■高久進、小林久三撮影■平瀬静雄 照明■青木好文美術■芳野尹孝 音楽■菊池俊輔協力■ピープロダクション、 小嶋伸介、岡田元侑、三上睦男監督■佐藤肇 ■随分久しぶりに見直したが、配役の妙味が非常に楽しい映画だ。金子信雄は言うまでもなく、精神科医で極限状態に陥ることを楽しんでいる風情の加藤和夫も良いし、次期首相候補と自認する政治家の北村英三も意外なほど大きな役どころで、後半生き生きとしている。■北村英三は関西新劇界の老舗だった京都の劇団くるみ座の創設メンバーで、劇団の運営が多…

監督：佐藤肇 シリーズ第２２弾。十代少女が殺されて。殺すほどの話ではないし、そもそも勘違いだし。ちょっとしたボタンの掛け違いで起こった悲劇。最後の姉さんの自殺もさらに追い打ちをかける。いっぺんに二人の娘を失うとか親がかわいそすぎる。何とも浮かばれない事件でした。。。

監督：佐藤肇 シリーズ第２０弾。「ゴケミドロ」の監督ということで期待したが、中々よかった。ある迷宮入り事件を捜査。めずらしいパターンで、犯人は早い段階で割れる。あとは本当に犯人なのか裏を取る作業。井川比佐志がカイザーソゼばりの証言で翻弄する。名もなき女性が地道な捜査によって、次第に過去や人生が明かされる。ラストの井戸での井川の慟哭。名もなき女性に名前が取り戻された。。。

西村晃がイイ『散歩する霊柩車』、監督は『吸血鬼ゴケミドロ』や『特捜最前線』でおなじみ佐藤肇、音楽は（聞けばすぐ分かる）菊池俊輔。脇が渥美清、金子信雄ってのも嬉しいねぇ。春川ますみって、私には『赤かぶ検事奮戦記』なんだけど、昔の映画とか見てるとセクシー系なんだよな。元ダンサーだったなんて知らなかった。

ＤＶＤで『海底大戦争』（1966年・東映／監督：佐藤肇）を観る。サイボーグ半魚人による海底王国を築こうとする科学者に日本人記者とアメリカ人女性カメラマンが立ち向かうＳＦ映画。 アメリカ海軍の潜水艦による新型水中ミサイル実験中、モニターに謎の人影が映ります。取材中だった記者の安部（千葉真一）とカメラマンのジェニー（ペギー・ニール）は謎を探るために、人影の現われた海域を潜水調査。ジェニーが半魚人を目撃しますが、カメラを海底に落とします。ジェニーと安部はブラウン中佐（フランツ・グルーパー）に報告しますがブラウンは信用せず、二人はカメラを探しに行って謎の洞窟を発見。半魚人に襲われて捕まり、謎の海底基地…

監督：佐藤肇 モノクロのいかにもな昭和のヒーロー物。安っぽいし、さすがにチープな出来ではあるが、なんつーか憎めない味がある。特撮なんかもまあまあ頑張っている印象。黄金バットの造形が凄い。全くヒーローっぽくないむしろ悪役のような骸骨キャラがある意味斬新。登場すると意味なく「わーはっはっは」と笑うのはギャグでしかない。千葉真一も黄金バットに負けないぐらいキャラが濃いのはそれはそれで凄い。下らないには違いないがまあまあ楽しめた。大オマケ。