私にはグレムリンが憑りついているようだ。 私が動かそうとする機械設備はよく壊れる。なんもしてないのに壊れる。「なんもしてないのに壊れた!」は機械に弱い女や年寄り(勝手な決めつけ)が間違って変なボタン押したり変な操作した時に言いがちな言葉だが、「なんもしてないのに壊れた!」は本当に発生する。 グレムリンといえば、昭和生まれの人は昔のモンスター映画を想像するかもしれないが、もともとはイギリス空軍の間で広まった都市伝説である。なんもしてないのに飛行機の計器が狂ったり、機械に不調が起こると、妖怪グレムリンのせいにされていたらしい。 そのグレムリン、多分私のそばにいつもいる。 今日は、測定機器と材料カッ…