フィリピン・セブ島の、NGOで支援している山奥の村のスラムに行く途中の道です。夏と冬ではありません。だってここは常夏の国フィリピン。熱帯雨林。木々は一年中、緑です。そう、これは、、昨年12月にフィリピンを襲った台風22号の、それ以前とその後です。向かって右の朽ち果てた木々の写真は、現在のものです。暴風雨により枝や葉を飛ばされ、折られ、こんなふうになってしまいました。台風の猛威と恐怖は、自然さえも襲い、何気ない風景の形をを変えてしまい、そして、森の多くの生命を奪っていったのです。被災から一か月が経ち、舗装道路はだいぶかたずけられ、このようになっています。しかし、NGOで支援してる山岳スラムへは、…