櫛木理宇『侵蝕 壊される家族の記録』を読みました。 ある女が家に入ったことで、家族が壊れていく話です。後半で、ちょっとした変化が起こるところで、「どうなるのかなー」と思いながら読みました。 精神的・身体的に追い詰めるというところは、ホンマかいなと思いましたが、壮絶です…。タイトルのとおり「蝕まれる(むしばまれる)」。 櫛木理宇さんの作品は、『避雷針の夏』を3年まえに読んでいました。 日本語教師のサイトですので、辞書で引いた言葉を1つ選んで書いていこうと思います。 小説を読んでいると、なんとなくしかわかっていない語、初めて見た言葉、意外と読めない漢字などが出てきます。読み飛ばしても本筋に影響はな…