東西線「九段下駅」を出て、すぐに日本橋川にかかる橋。これが「俎橋」。俎は「まないた」と読む。今日まで知らなかった!25歳、結局これという決まった職もなくお金にならない音楽ばかりしていた時代。神保町の写植会社の分室というのが、この橋から大通りに出たところで右に曲がったところに位置していたと記憶。古い小さなビルだが小綺麗で、決して貧相というのではなかった。その2Fに分室はあって、写植機が6台だったか?置かれていた。窓側は机が並べられて、緑のゴムマットが敷かれている。誤植した時にオペレータ連中が修正刀で直しを入れる場所で、私にはささやかなオアシスだった。外の大通りを眺めながら半分休憩出来るから。重い…