と言っても良いのではないか、と最近感じている。 怯えるがゆえに唸ってしまい、相手の犬とその飼い主さんを敬遠させてしまうことが多かったユクだ。あえて過去形で書いたが、いまでも唸る習性は抜けきれてはいない。落ち着きのない行動にも、近所の犬と飼い主さんたちは辛抱強く付き合ってくださった。迎えて約一年が経ち、広場でユクと近所の犬たちとの交わりを見ていると、随分と仲良くできるようになったではないか、と思える。無論ひいき目である。涙で霞んでよく見えていないのかもしれない。 体の大きな先輩犬に思いっきりワンプロを仕掛けるユク。大きな先輩犬はいつも遠慮がちにユクのワンプロを受け止めてくれる。なんと優しい犬だろ…