カテゴライズに怯える私だけれど、そこから生まれる暴力に無意識に加担してやいないかと、時々緊張する。「女の子だから好きなの?」いいえ、私はその存在そのものに可愛さや美しさを感じるから見ている。結果を集計すればそりゃあ数に偏りはあるだろうが、それも結果に対するカテゴライズだ、勝手にして。「男性は皆ダメなの?」いいえ、男は という指定も、全員が とも、何一つ言ってなくても、そういう質問がぶら下がる。“良い”の対象の“逆”を勝手に据えて、叩かせようとして、なんでそんなに争いたいの?もし“ダメ”があるとしたら、それはその事象や個人であって、一定の条件でソートされた人達のことではない。ラベルを貼られて否定…