スペンサー・ジョンソン著の『迷路の外には何がある?』 という本を紀伊国屋書店で見つけ、何気なく買った。 20年くらい前に出版された『チーズはどこへいった?』 の続編らしく、僕はその本を読んではいないのだが、 直観に惹かれて購入したのだった。 迷路に住む小人の話で、 以前はチーズがそこここで見つけられていたのに、 ある時から、パタリとチーズが消えてしまい、 しかし、ここで待っていれば、また昔のように、 チーズはやってくると思ってずっと留まるのだが、 チーズは一向に現れない。 空腹で業を煮やした主人公は迷路の旅に出るのだが、 やがて、あのチーズは一体どこから来ていたのだろう、 と考えるようになり、…