自己資本比率とは、会社の安全性を見るための指標です。 返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%であるかを示す数値であり、以下の数式で算出します。 自己資本比率=純資産÷総資本(=負債+純資産)×100 自己資本比率は貸借対照表(いわゆるBS)から読み取ることができ(下図赤枠の比率)自己資本比率の低い状態が続いていると資金繰りが苦しくなるので注意が必要と判断でき、自己資本比率が高いほど会社の経営は安定し、倒産しにくい会社となります。 とはいえ、自己資本比率は業種によって平均水準が異なるので、業種別平均水準との比較で企業の立ち位置を把握することが健全です。下図は中小企業庁「平成30年中小企業実態基…