傷の声 絡まった糸をほどこうとした人の物語 (シリーズケアをひらく) 作者:齋藤塔子 医学書院 Amazon 『傷の声-絡まった糸をほどこうとした人の物語』 齋藤塔子著を読む。 著者は、東京大学医学部出身の看護師。チョー頭が良かったんだろう。一方で、「複雑性PTSDというこころの病気を持つ患者」でもあり、自傷癖がある。 仕事でストレスが限界値に迫ると、帰りに大型家電量販店でカミソリを。コンビニで「おくすり」を買う。「「おくすり」にストローを突き刺してグビグビと飲む。私の「おくすり」は百円で買える紙パックの日本酒一合だ。―略―最強の鎮痛剤だ」 昔、朝、食品売り場が24時間営業のスーパーマーケット…