岩倉市本町畑中鎮座「福寿稲荷大明神」・「信貴山宝生寺」 左は明治の岩倉村と現在の岩倉市岩倉駅周辺の地図。赤で示したのは岩倉街道で、往古より城と城を結ぶ道として存在していたようですが、街道として整備されたのは寛文8年(1667)とされ、尾張北部の野菜などを枇杷島の市場に運搬する主要ルートで、この岩倉は六斎市が開かれるなど賑わっていた。街道沿いには城址や当時から続く寺社が点在しています。 五条川。桜の名所として知られ、桜の時期になると川沿いには桟敷や屋台が連なり賑わいますが、コロナによる自粛もあり、地元からすれば歩きながらゆっくり桜を愛でられたようです。 今回掲載する福寿稲荷大明神・信貴山宝生寺は…