www.asahi.com 1922年、若き小津安二郎さんが松竹キネマに入社する前の1年間、現在の松阪市(当時飯南郡宮前村)の宮前尋常小学校で代用教員として5年男組の担任として勤めていたときのおはなし。 この1年間のことは何故か小津監督自身もほとんど公に語らなかったそうだが。 語られなかったゆえ、このような美しい物語が生まれたのだと思った。 小津監督の映画を見ているような、夢を見ているような、読み終わるのが惜しいお話でした。 2023年12月は小津安二郎生誕120年(没後60年)ということで現地でのイベントの様子が何日も新聞の地方版で報じられていました。 松阪に小津安二郎記念館があった(今もあ…