グランプリはまだ決まっておらず、現状は五名の作品が素のまま展示されている。 会場内はそこそこの賑わい。 出展者の知己だろうか声高に会話しながら、作品の前で写メを撮り出す女性の二人組も居たり。 一番のお馬鹿さを感じたのは映像も含めた『平手』の作品群。 着ぐるみにも似た衣装を纏って行為の数々は黒い微苦笑を誘う。 表現の斬新さを思ったのは『石川晶子』の作品。{ネオ陶芸}なるネーミングの才に感嘆。 が、最も好きなのは『八木恵梨』で端正な構成の中に展開される不条理な世界観には何とも惹かれる。 会期は~5月15日(土)まで。 グランプリ発表は今週木曜(22日)とのことなのでそれも気になるが。