前記事では朝鮮半島における伽耶連盟の存在と372年に百済王より七支刀が倭王に送られたことを紹介した。今回はその「七支刀」をキーワードとし、古代日本史を探っていく。■七支刀(前記事より再掲)七支刀は石上神宮(いそのかみじんぐう)に納められている。石上神宮は奈良県にあり、大和朝廷の武器庫とされる。↓以下で七支刀の画像が確認できる www.tnm.jp ■メノラー(メノーラ―)メノラーとはろうそく台で、ユダヤ教の象徴的存在である。元はシュメール文明における生命の樹から来ているとされ、セフィロトの樹とも呼ばれる。セフィロトの樹は旧約聖書の創世記にエデンの園の中央に植えられた木であり、命の木と訳されるこ…