始皇帝の絶大な権力を示す等身大の兵馬俑が並ぶ会場 日中国交正常化50周年を記念した展覧会「兵馬俑(へいばよう)と古代中国-秦漢文明の遺産-」(東京新聞など主催、2月5日まで)を見に1月30日、東京都台東区の上野の森美術館へ出かけた。 閉幕が迫っており、相当の混雑を予想していたが、予約した午前11時30分~正午の枠は10分程度の待ち時間で入れた。 展示の目玉である秦の始皇帝陵を守る等身大の兵馬俑群に行き着くには、まず2階を見てから1階に下りるよう、順路が設定されている。だから、2階会場には始皇帝の時代の前と後の展示物があって、時代構成がチグハグな感じは否めない。 ともあれ、2階の会場入り口で音声…