2018年ごろから、海外のDJたちが熱心に発掘して世界的に再認知されてきている日本の「シティ・ポップ」と呼ばれるジャンルのものを聴いているのですが、日本産のレア・グルーヴだと思っています。 ここのところ気に入っているのは、1990年代後半に活躍し、最近になって再評価されている具島直子さんの "No, No, No" (1998)です。Soul II Soul 系統のグランドビートにジャズ・ピアノを絡ませ、背後には The Stylistilics の "You Make Me Feel Brand New" (1974) を思わせるシタールの音色のような弦のアレンジ(山下達郎も "Get Ba…