ウチヤマは100人単位の奨学生と付き合ってきました。現地で定期的に私が主催するパーティで再会しています。ややボケのウチヤマですが、ちょっと自慢できるのは、目の前に100人の子どもがいても、握手をかわすなり、全員の名前を間違いなく言い当てられることです。「君は誰だっけ?」なんていうこと、一度もありません、たとえ何年会っていなくても。奨学生の誰もが私の記憶力に驚いてくれます。それが奨学生と付き合う上での礼儀と思っています。覚えているのは氏名だけではありません。参加者が100人だろうとも、新旧の奨学生の家庭環境、成績の変遷、現状、将来の夢、どこの大学で何を専攻したいのか、卒業して今どんな仕事について…