子どものころ、親に教わったことは多かったが、覚えていることは限られる。父親はやさしい人だったが時に厳しく訓戒を垂れることもあった。こちらが不始末したとか、不誠実だったときだから親として当然の説諭だったと、子どもにも納得できた。その訓戒の中で諺(ことわざ)とか格言の類をあえて教えようとすることがあった。 今日の朝日「声(Voice)」に12歳小学生の「中学でも『聞かぬは一生の恥』で」があった。「私が大切にしたい言葉は、『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』です。……自分をもっと成長させるには、この言葉がぴったりだと思うようになりました。この言葉を心にとどめて、中学校でも頑張っていきたいです」とある…